土用の断捨離と掃除で運気アップ!過ごし方とポイントをご紹介
「土用」という言葉を聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
「土用の丑の日」=「うなぎ」と思い浮かべる方が多いかもしれません。
実は「土用」期間に断捨離や掃除を行うと運気がUPすると言われていることはご存知でしょうか?
本記事では土用期間に是非してほしい過ごし方とポイントをご紹介したいと思います。
土用期間とは
土用期間は、中国の五行思想に基づいた雑節の一つで、季節の変わり目に設けられる期間です。
四季の変わり目にあたる「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の約18日前後を指し、それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」と呼ばれます。
五行思想とは、古代中国の自然哲学で、この世のすべてのものは「木・火・土・金・水」の5つの要素で構成されていると考えられています。
これを四季にも当てはめたところ、「春は木の気、夏は火の気、秋は金の気、冬は水の気」となり、余ったのが「土の気」とされました。
そこで、季節の変わり目に約18日間ずつ「土の季節」を設けることになったのが土用期間です。
土用期間は季節の移り変わりとともに、自然界や人間の体調も変化しやすい時期とされています。
特に体調が不安定になりやすく、気候の変化や気圧の影響で体調を崩しやすいとされています。
そのため、土用期間は健康を保つために注意を払う時期とされています。
また、風水的な観点からも、土用期間は家庭内の気の流れが乱れやすいとされ、物が多い部屋や不要なものがあると運気が下がるとされます。
そのため、土用期間には断捨離や掃除を行い、家のエネルギーを整えることで運気をアップさせることが推奨されています。
土用期間は四季の節目に訪れる特別な時期であり、心身の調和に気を配ることで良い運気を引き寄せることができるとされています。
土用の丑の日にうなぎを食べるのはなぜ?
土用の丑の日にうなぎを食べる伝統は、江戸時代にさかのぼる日本の習慣です。
この習慣は、夏の土用期間にあたる「夏土用」の最中に特に栄養豊富な食べ物であるうなぎを食べることで、夏の暑さによる体力消耗を補い、健康を保つ目的があります。
夏の土用期間は、季節の変わり目であり体調が不安定になりやすい時期とされています。
特に夏の一番暑い時期にあたる「夏土用」は、熱中症や夏バテなどの体調不良を防ぐ必要があります。
そのため、土用の丑の日には栄養価の高いうなぎを食べることで、体力をつけ、夏の暑さに負けないようにする狙いがあります。
うなぎは、高タンパクで栄養価の豊富な食材であり、ビタミンやミネラル、不飽和脂肪酸も含まれています。
特に、ビタミンA、ビタミンB群、カルシウム、リン、カリウムなどが豊富に含まれており、体に良い影響を及ぼすとされています。
これらの栄養素が健康維持や疲労回復に役立つと考えられているため、夏の土用の丑の日にはうなぎを食べることが奨励されるのです。
また、土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、地域によっては縁起が良いとされることもあります。
うなぎの名前に「う」の音が含まれており、その音が「裏(うら)」を意味することから、裏を返して厄や災いを避けるという意味合いがあるとされています。
これらの理由から、日本では土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が受け継がれており、多くの人々が夏の体力維持や健康増進のためにこの日を特別な機会として楽しみます。
土用期間は断捨離と掃除がなぜおすすめ?
土用期間に断捨離と掃除がおすすめされる理由は、風水や習慣的な信仰に基づく考え方が影響しています。
土用期間は季節の変わり目であり、体調が不安定になりやすい時期であるため、特に家庭内や心身の調和に気を配ることが重要とされています。
風水的な観点から見ると、物が多い部屋は気の流れが滞りやすく、ネガティブなエネルギーがたまりやすいとされています。
不要な物を断捨離することで、室内のエネルギーを浄化し、運気を良くする効果が期待されます。
また、掃除によって埃や汚れを取り除くことで、室内の清潔さを保ち、気の流れを良くし、ポジティブなエネルギーを呼び込むことができます。
土用期間は季節の変わり目であり、体調が不安定になりやすい時期です。
特に夏の土用期間は、暑さによる体力消耗や夏バテのリスクが高まります。
断捨離と掃除を行うことで、部屋を快適な状態に整え、心身の調和を保つことができます。
また、不要な物を整理することでストレス軽減にもつながります。
断捨離は、自分にとって本当に必要なものを見極め、心の中も整理する効果があります。過去の思い出やネガティブな感情がつまった物を手放すことで、心の中をリフレッシュすることができます。
また、掃除を通じて部屋の整頓を行うことで、心も軽やかになり、新しいエネルギーを取り入れやすくなります。
さらに、断捨離と掃除をすることで、物理的なスペースだけでなく、心の中も空間をつくり出します。
その空間には新しいエネルギーやチャンスが入り込みやすくなります。過去の束縛から解放され、前向きな気持ちで新しいことに取り組む準備が整います。
土用期間に断捨離と掃除を行うことで、運気の浄化と開放、体調管理、精神的な整理、新たなエネルギーの受け入れ準備といったポジティブな効果を期待することができます。
また、断捨離や掃除を通じて家庭内の調和を促し、積極的な気持ちで新しい時期に向けて心身を整えることができます。
土用期間における断捨離と掃除のポイント
2023年の土用期間
2023年の土用期間は以下の通りです。
冬土用:2023年1月17日(火)~2月3日(金)
春土用:2023年4月17日(月)~5月5日(金)
夏土用:2023年7月20日(木)~8月7日(月)
秋土用:2023年10月21日(土)~11月7日(火)
冬土用は寒さが厳しい時期であり、健康や家庭運の面で不安定になりがちです。
春土用は新たな始まりやチャレンジに向いている時期であり、仕事運や創造力が高まります。
夏土用は暑さに注意しながら、人間関係や恋愛運の向上に適しています。
秋土用は季節の変わり目であり、ビジネスや投資などに関連した運気が高まります。
各土用期間には、断捨離や掃除といった運気を高める行動がおすすめされます。
この時期に自宅や心の中を整えることで、新しい運気を呼び込む準備をしましょう。
土用期間の他の過ごし方
土用期間には、断捨離や掃除だけでなく、以下のような過ごし方を取り入れることで運気の上昇や心身の調和を促すことができます。
- 食べ物を食べて元気をつける:
土用期間には、季節に合った食材を摂ることで健康運を高めることができます。例えば、土用の丑の日にはウナギを食べると良いとされています。ウナギには栄養が豊富で、夏バテ防止や体力の回復に効果があります。他にも、土用期間には季節の野菜や果物を積極的に取り入れ、バランスの良い食事を心掛けましょう。
- お風呂に入ってリラックスする:
土用期間は体調が不安定になりやすい時期です。ゆっくりと温かいお風呂に浸かることで、心身の緊張を解きほぐし、リラックスさせることができます。バスソルトやアロマオイルを使って、心地よい香りを楽しみながら入浴すると、さらなるリラックス効果が期待できます。
- 自然に触れる:
土用期間は家で過ごす時間が多くなる傾向がありますが、できるだけ自然に触れる機会を持つと良いでしょう。公園や庭先で散歩したり、自然の中でリフレッシュすることで、心の安定やリフレッシュ効果が得られます。
- 瞑想や呼吸法を行う:瞑想や呼吸法を取り入れることで、心の平穏を保ち、ストレスを軽減することができます。土用期間には、瞑想や深呼吸を行う時間を取り入れて、心の安定を図りましょう。
土用期間は運気が不安定になりやすい時期ですが、上記のような過ごし方を取り入れることで、より良い運気を呼び込み、健康で充実した日々を送ることができるでしょう。自分自身の心と身体のバランスを整えることで、より幸福な生活を過ごすことができます。
まとめ
土用期間は運気が不安定になりやすい時期であり、断捨離と掃除を行うことで家の気を整え、運気をアップさせることができます。
また、食べ物やお風呂など、他の過ごし方も取り入れて、心身の調和を図ることが大切です。
土用期間にはぜひ、ポジティブな気持ちで過ごし、新しい運気を取り入れる準備をしましょう。
ぬいぐるみ供養ドットコムでは、そのまま捨てることのできない思い出の詰まった宝物をご自宅で手軽に供養ができる供養シールやオンラインで人形やぬいぐるみ、手紙の供養ができるサービスを提供しています。
断捨離や掃除の際に捨てることに戸惑ってしまうものがあればぜひ活用してください。
供養シール:https://nuigurumikuyo.com/products/kuyo-sticker
===========================================
記事監修:
ECコンサルタント越智克枝
ジョブプロジェクト株式会社取締役CBO
ぬいぐるみ供養ドットコムお世話人