実家の断捨離で運気UP!効果と片付け方

実家の断捨離で運気UP!効果と片付け方

実家の断捨離で運気UP!効果と片付け方

断捨離は、という言葉は、日本の片付けのアドバイザーである近藤麻理恵さんによって提唱され、彼女の著書『片付けられない女』が大きな注目を集めたことで広まりました。
この本は2011年に出版され、断捨離の概念やメソッドを紹介しています。
その後、近藤さんをはじめとする断捨離の提唱者たちの活動やメディアでの取り上げられ方により、日本国内外で断捨離が広まりました。
特に、片付けやシンプルライフの人気が高まった2010年代後半からは、断捨離が社会的なブームとなりました。

断捨離は家や部屋を整理し、不必要なものを処分することだけでなく心の整理にも繋がると言われています。
特に実家の断捨離は、家族や自分自身の運気UPにも効果があるとされており、上京や引越しなど様々なタイミングで行われています。

この記事では、実家の断捨離の効果や片付け方について詳しく紹介してきます。

効果

家の不要なものを捨てる断捨離では、部屋の中が整理され、不要なモノや思い出のないアイテムを減らすことで、家の中にポジティブなエネルギーが流れると言われています。

これは家の中全体が整理整頓された空間になることにより、家族の心もすっきりとし、ストレスも軽減されたことにより集中力や創造力を高め、仕事や学業にもプラスの影響を与えることが理由と考えられますが断捨離を通じて得られるメリットやポジティブな変化についてより細かく考えてみたいと思います。

まず1つ目のメリットは断捨離によるスッキリとした環境が与えるストレスの軽減です。
物の過剰な保有や乱雑な状態は、無意識にストレスを引き起こすことがあります。
不要な物を捨てることで、部屋や家の中が整理され、物の山やごちゃごちゃした空間から解放されたスッキリとした環境が生まれ不要な負担や心の重さを軽減することができます。 
整理整頓された空間は、心を落ち着かせ、リラックスできる場所を提供し、物理的なモノの整理が心の整理にも繋がり、心の変化を感じることができるでしょう。

2つ目に集中力と創造力の向上です。
整理整頓された空間は、日々の集中力と創造力を高める効果があります。
物の山や散らかった状態では、目に入る刺激が多く、気が散りやすくなります。
一方、整理された空間は視覚的な刺激が少なく、集中しやすい環境を提供します。
また、物を整理するプロセス自体が創造力を刺激し、新たなアイデアや発想を生み出すきっかけとなることもあります。
整理整頓は、クリエイティブな活動や仕事においてもプラスの影響をもたらします。

3つ目に時間と労力の節約です。
不要な物を捨てることで、探し物の時間や整理整頓にかける労力が減ります。
必要な物がすぐに見つかるようになり、日常生活がスムーズになり、片付ける手間やお手入れの負担も軽減されます。
時間や労力を有効に活用できるようになり、自分のやりたいことや大切な時間に集中できるようになるでしょう。

最後に新たな自由と可能性の開拓です。
物を捨てることで、束縛から解放されることがあります。
不要なモノに執着せずにすむようになるため、心の負担も軽くなり、過去の思い出や執着を手放すことで、心にゆとりが生まれ、新たな自由や可能性を感じることができます。
自分自身の意識も変わり、それにより過去の思い出や人との関係に対する捉え方も変えることができ、思い出のある物品を手放すことで、過去の思いに囚われずにモノとの縁を断ち、自分自身や大切な人々との関係に重点を置くことによって未来に向かって進むことを期待できるでしょう。
また断捨離を通じて、本当に必要なものや大切な思い出を見極める力も養われ、物に縛られずに新しい未来を切り開くこともできるのです。

このように断捨離の効果は、部屋の中だけでなく心や生活全体にも及び、さらに新たな出発や変化のきっかけとなることもあるなどメリットが多く考えられます。
また、断捨離を行っている中で覚えのないお金が出てくるなど思いもよらなかった幸運が降ってくることもあります。

※あくまで一般的な情報であり、個人の状況や感じ方には差異があります。

方法

まずは、部屋ごとに時間をかけて、自分の物と家族の物、それぞれを見つめ直し、必要なものと不必要なものを判断します。

  1. 一部屋ずつ取り組む
    実家の各部屋を順番に見直していきましょう。
    一度に全ての部屋を片付けようとすると、時間がかかりすぎてしまい、整理が行き届かないなど失敗してしまう可能性があります。
    事前に計画を立て、1日ではなく何日かに分けて行い、まずは自室からなど一部屋から始めて、段階的に進めていくことが重要です。

  2. カテゴリごとに整理する
    部屋の中を見渡し、同じ種類のモノをまとめて整理しましょう。
    例えば、衣類、書籍、雑貨、文具などのカテゴリごとに分けて整理すると効率的です。
    カテゴリごとに分けることで必要なもの不必要なものを判断できますし、不必要なものをゴミとして処分する際にも楽に分別することができます。

  3. 使わないモノを見極める
    モノを見直す際には、使っていない期間や必要性を考えて判断しましょう。
    例えば学生の頃に着ていた服や好きだった物。
    今はブームが去ったけどいつか再熱した時のためにとっておいている場合はないでしょうか?
    いつかのために長い間使っていないものや予備として保管しているものがあれば本当に必要なのか再評価してみてください。

  4. 一度に捨てる勇気を持つ
    捨てるべきモノを見つけたら、勇気を持って処分しましょう。
    大切にしていたものや思い出があるものはいくら不必要だからといってもとても捨てづらいと思います。
    しかし、過去の思い出にとらわれず、現在の自分にとって本当に必要なものかを考え選ぶことでもう必要がないと思い出に区切りをつけることができます。

  5. 収納スペースを最大限活用する
    不必要な物を処分した次は必要な物を整理し、収納しましょう。
    使わない物を処分することで、棚やクローゼット、押入れに収納スペースが増えるため、今まで入り切らなかったものや奥にしまいたい物がしまえる様になります。
    ただ、そのまましまうのではなく、例えば「季節ごとでしまう」「カテゴリーでしまう」「収納グッズを屈指する」など物の配置や収納方法に工夫を凝らして整理しましょう。

  6. 家族と協力する
    実家の断捨離は家族全員で取り組むことが望ましいです。
    相談しながら進めることで、本人に必要なものなのかを再確認できるためトラブルを避けることもできます。
    また、一緒に行うことで整理のし直しをする必要がなく効率的に作業が進みますし、家族全員の意識を高めることができます。

  7. 本当に必要なものは捨てなくて良い
    断捨離を行う上で思い出の写真やぬいぐるみ、手紙など本当は捨てたくない物もあるかと思います。
    その場合には心の整理がつくまでは捨てずに保管しておくことも検討してください。
    無理に捨ててしまった場合に結果として気に掛かってしまい、心が落ち着かなくなってしまうこともあります。
    断捨離はあくまでも物の整理ですが心の整理でもあるので心がモヤっとしてしまう行為は避け、断捨離をしてよかったと思えるようにしましょう。
    ただ、迷った場合には捨てるなどなぜ断捨離を行っているのかの目的を忘れないように作業を行うことも重要です。  

捨てるべきものは捨て、使わないものは整理して収納しましょう。
また、物を処分する際には、寄付やリサイクル、フリマアプリを利用するなど、捨てるだけでなく、他の人に喜んでもらえる方法を検討するのもおすすめです。

実家の断捨離は時間と労力がかかる作業ですが、少しずつ取り組んでいくことで、スッキリとした環境と心のゆとりを得ることができます。
自分自身や家族、両親、兄弟と協力しながら整理整頓を楽しんで行ってください。

供養 

不必要と判断した物を処分するにもいくつか方法があります。

①捨てる

不要なものをゴミとして捨てる方法です。
ただし、環境に配慮するために、ゴミの分別やリサイクルに注意しましょう。
自治体のゴミ収集ルールに従い、適切に処理することが重要です。

リサイクル

使用可能なリサイクル品は、リサイクルセンターや回収所に持ち込むことで再利用することができます。
家電製品や家具など、リサイクルが可能なアイテムは、地域の情報を確認して適切な処分方法を選びましょう。
また、リサイクルショップに持ち込むことで新しく買い換える際の資金を集めることができます。

③寄付

まだ使用可能なものや他の人に喜ばれるアイテムは、寄付することも一つの方法です。
衣類や家具、本などは地域の寄付センターやチャリティショップに持ち込んで寄付することで、他の人の役に立つことができます。
また掲示板アプリなどを屈指することでオンライン上でも無料譲渡ができます。
その際にはあまり汚れていないものを選んで寄付することが重要です。

転売・フリマアプリ

不要なものを転売したり、フリマアプリを利用して売却することも一つの手段です。
まだ価値のあるアイテムであれば、他の人に喜んでもらえるかつ収益化することも可能です。
アプリが不安な場合には地元のフリーマーケットに出店することも良いでしょう。
出店する際には注意事項を確認の上、出品するようにしましょう。
転売不可の商品を出品した場合には関係者に迷惑をかけてしまいますので、注意することが重要です。

⑤再利用

不要なものを再利用したり、手作りのアイテムにリメイクすることも考えてみてください。例えば、古いTシャツを切ってハンドタオルにしたり、雑巾として利用したり、古い家具をDIYでアレンジするなど、自分で工夫して活用することができます。

⑥供養

不必要だがどうしても捨てることも売ることもできない、名前をつけて愛用していた物や写真、手紙などがある場合には気持ちを整理してから処分することが可能です。
最近では自宅でできる供養サービスやお寺や神社で供養ができますので、ご自身に合った方法をネットで検索し、探すという方法もあります。

ポイント

断捨離を行う際には、いくつかのポイントに注意しましょう。

まずは、モノを見直すだけでなく、自分自身とも向き合いましょう。
なぜそのモノを保管しているのか、どんな思い入れや感情があるのかを考えることで、より客観的で冷静な判断ができます。
直感的に不必要なものを捨てることも良いですが迷ってしまうアイテムがある場合は、保留リストに追加し
後悔をしない判断も重要です。
リストに追加したものは一定期間が経過した後に再評価することで、必要性を見極めることができます。

次に一気に始めないことです。
断捨離は大きな作業ですので、一度に全てを片付けようとせず、少しずつ小さなことからコツコツと取り組みましょう。
1日で実施する範囲を決め、休みながら無理のない範囲で一部屋や一つのカテゴリーから始めることで負担を軽減しながら効果的に進めることができます。
カテゴリーで分ける際にはモノを「捨てる」「売る/寄付する」「残す」の3つのカテゴリーに仕分けしましょう。
捨てるものはゴミ袋に、売る/寄付するものは別の袋に、残すものは適切な収納場所にまとめていくことで効率良く作業を行えます。

また断捨離を終えた後に定期的なメンテナンスを行うこともポイントの一つです。
メンテナンスを行うことで新たに不必要なモノが増えないように注意し、定期的な整理整頓を習慣化することで、スッキリとした環境を保つことができます。

引越し

実家の断捨離を始めるタイミングは、個人の状況や目的によってそれぞれ異なります。

<上京や引越しの準備>
上京や引越しをする3月や4月、比較的天気が良い日が多い10月などの時期になると、実家の断捨離を行うことが多いです。
子供の頃の持ち物や思い出の品を整理し、新しい生活のスタートに向けて、不要な物を処分し、整理整頓された環境で新たなスタートを切ることができます。

<高齢のご両親やご家族の安全と快適さ>
家の中が散らかっていたり、物が溢れているとストレスを感じることがあります。
物が多くて片づけが困難になっている場合は、使われていない物を整理し、安全で快適な環境を作りましょう。
高齢のご両親が実家に住んでいる場合には生活の質を向上させるために断捨離を行うことが重要です。
また、物がたくさんあり、ご自身だけでは解決できない場合には他人の手を借りることも方法の一つです。

<帰省や休暇のタイミング> 
実家の断捨離は親、兄弟含め家族全員で取り組むことが望ましいです。
家族が協力的で時間的な余裕がある家族が集まる帰省や休暇の期間は、実家の断捨離を行う絶好の機会です。
家族が揃って行うことにより、思い出話に花を咲かせながらみんなで協力して、家の中を整理整頓し、使われていない物を処分することができます。

<自分自身の意識や気持ちの変化を感じる時>
物に執着せずに心の負担を軽くしたい、過去の思い出に囚われずに未来に向かって元気に進みたいと思う場合に実家の断捨離を行うことがあります。
自分自身の変化を感じたい時に始めることができます。
また、悩み事や問題を抱えているときに考え事を頭の中で整理し気持ちをリフレッシュするために実施することもあります。

以上のような場合に実家の断捨離を始めることが一般的ですが、実際には自分自身の状況や目的、意味によって異なる場合もあります。
重要なのは、自分の心地よいタイミングで始めることです。
断捨離のタイミングに悩んでいる場合にはまずは行動として計画を立てることが良いでしょう。
断捨離は時間と労力のかかる作業ですので、計画的に取り組むことが大切です。

最後に、断捨離は一人だけで行う必要はありません。
家族や友人と協力して行うことで、効果がより高まります。
一緒に断捨離をすることで、お互いの気持ちをサポートし合い、楽しみながら片付けを進めることができます。

断捨離は、家の中を整理し、心の整理も行う大切な作業です。
自分の生活を見つめ直し、本当に必要なものに囲まれたすっきりとした空間で過ごすことは、健康や心の安定にもつながります。
ぜひ、断捨離を取り入れて、より充実した人生を送ってください。

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記事監修:
ECコンサルタント越智克枝
ジョブプロジェクト株式会社取締役CBO