世界に一つのオリジナルぬいぐるみの作り方

“自分の思い描いているものを形にしてみたい。”

“オリジナルのぬいぐるみを手作りしてみたい。“

“大切な誰かに、あるいは自分のためにもの作りをしてみたい。”

そう思っても実際どうやってぬいぐるみを作れば良いのかわからない。

今回はそのように悩む方に向け、初心者の方にも分かりやすいぬいぐるみの作り方についてまとめました。

一般的なぬいぐるみの作り方

まず、基本的なぬいぐるみの作り方と用意するものを確認しましょう。

＊用意するもの

・生地
・中綿
・ビーズ、ボタン等のパーツ
・チャコペン
・型紙
・ハサミ（糸用と布用）
・糸
・縫い針
・ミシン（手縫いの場合は不要）

基本はこちらの道具になります。

この他、あった方が便利な道具については解説とともに【ぬいぐるみ作りにあったら便利な道具】でご紹介いたします。

＊ぬいぐるみ作りの大まかな流れ

１．デザインを考える。
２．デザインをもとに各パーツの型紙を作製する。
３．型紙を生地にあて、型紙に沿って生地にチャコペンで線を引く。
４．引いた線に沿って、生地を裁断する。
５．各パーツの生地を合わせて縫い、中に綿を詰める。
６．パーツを全て繋ぎ合わせる。
７．耳、目、鼻などのパーツを付ける。

このような流れが一般的です。

鼻や目は、ボタンやビーズで簡単に済ませる他、刺繍などを施すことで凝った作りにすることも可能です。

ぬいぐるみ作りにあったら便利な道具

用意することでさらに仕上がりが綺麗になったり作業がスムーズになったりする道具をいくつかピックアップしました。

普段裁縫をする機会のない方にとっては耳慣れない道具もあるので解説とともにご紹介いたします。

○スタッフィングスティック

スタッフィングスティックは簡単に説明すると、ぬいぐるみに綿を詰める棒になります。手で詰めるよりも、細かい所に硬く綿を詰めることが出来る為、仕上がりがしっかりした印象になります。
スティックの大きさも様々なので、作りたいぬいぐるみのサイズに合わせて選びましょう。
手芸店やネットサイトで購入可能です。

○目打ち

ミシンをかける時や、パーツ取り付け時に穴をあける時などにあると便利です。
革製品を手縫いするときにも使うことが出来るので、のちに難しい本格的なぬいぐるみ作りにも挑戦したいという方は、いくつか持っておくと便利な道具です。
手芸店、ネットサイト、１００円ショップ等で購入可能です。

○かんし

縫い合わせたパーツを裏返すときに便利な道具です。細かい部分は手で裏返しても角の部分が表にきちんと出ない場合があります。
かんしがあると角をきちんと表に出すことが出来るため、見た目がよくなります。

初心者のぬいぐるみ作りにおすすめの素材

○フェルト

フェルトは、裁断しても布端がほつれないので、初心者にもおすすめの素材といえます。

○フェイクファー

フェイクファーは毛足が長い為、若干縫いにくいという欠点はありますが、その分毛足の長さで縫い目を誤魔化すことができるのでおすすめです。

○手芸用綿

中綿は手芸用のものだと弾力もあり、洗濯が可能なものもある為、長く使うことを考えるとおすすめです。

その他手作り可能なぬいぐるみ

＊あみぐるみ

かぎ針を使ってぬいぐるみの表面を作ります。

手順

1.デザインを考える。
2.かぎ針を使って各パーツを編む。
3.パーツを縫い合わせる。
4.鼻、口、目などの装飾品を付ける

＊羊毛フェルト

専用の針を使って、羊毛フェルト生地を刺して形を作ります。

手順

1.羊毛フェルトをちぎり、丸める。
2.専用の針で刺し、各パーツを作る。
3.出来上がったパーツを専用針で刺し、くっつける。
4.鼻、目、口などの装飾品を付ける。

初心者におすすめの方法

一般的なぬいぐるみ作りの方法は、上にも記載した通りですが初心者の方でも取り組みやすい簡単な方法をご紹介します。

＊初心者向けの手芸本を利用する

手芸本のメリットは、文章と写真で、詳しく解説が載っているところです。
何度も読み返し確認しながら自分のペースで作業を進めることが可能です。

＊youtubeなどの動画サイトを利用する

などの動画サイトを利用するyoutubeなどの動画サイトを使うメリットは、実際の手の動きを確認できるところです。

文章だけでは分かりにくい手の運びなどが確認できるため、感覚としてコツが掴みやすいです。

＊手芸キットを利用する

手芸キットのメリットは、なんといっても道具が全て揃っていることです。
キットの説明文を見ながら作ることができる為、練習にもぴったりです。

まとめ

一見難しそうなぬいぐるみ作りですが、初心者でも本や動画サイトを上手く活用しながら作ってみると意外と難しくはないということがわかりました。

世界に一つのオリジナルぬいぐるみ、自分へ、大切な方へ、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。


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記事監修：
ECコンサルタント越智克枝
ジョブプロジェクト株式会社取締役CBO