どのご家庭にもあるぬいぐるみ。
「成長とともに必要なくなってしまった」「たくさん持ちすぎて収納に困っている」「引っ越しをきに一気に手放してしまいたい」など様々な理由でその処分方法に悩んでいる方はいませんか?
可愛いぬいぐるみ、捨ててしまうのは気が引けてしまいます。
”どうせ捨ててしまうのであれば、次の世代の子供たちの役に立てたい。“
”困っている誰かの役に立ちたい。“
そんな方に、ぬいぐるみの寄付についてご紹介いたします。
寄付可能なぬいぐるみの条件とは
寄付をするぬいぐるみの状態には注意が必要です。厚意による寄付でも場合によっては迷惑をかけてしまうといったことにもなりかねませんので、自分のぬいぐるみが相手団体の求めるものと相違ないか事前によく確認するようにしましょう。
実際受け入れの条件は団体によって様々ですが、おおよそ共通していると思われるものをまとめました。
条件1.損傷・劣化の激しくないもの
条件2.清潔に手入れされているもの(新品のみ受付可能団体もあり)
条件3.匂いのついていないもの(煙草のにおいは嫌厭されがちです)
これらの点や団体ごとの基準に注意しながら、傷んでいる部分がないか、小さなパーツまでそろっているかなど細かく検品し、ぬいぐるみを選別しましょう。
寄付団体の選び方
ぬいぐるみの寄付を行う団体はたくさんあります。
*NPO法人(非営利団体)
*NGO(非政府組織)
*法人
*個人
自分の目的にあった活動を行っている団体に寄付しましょう。
具体的には、1で述べた「自分の寄付しようとしているぬいぐるみが団体の求めているものと合致しているか。」や、「寄付先や寄付の形態が自分の望むものなのか。」などが判断材料になりやすいかと思います。
そのほか、ぬいぐるみと同時にお皿、靴、文房具、鞄、家電製品を受け付けている団体もあるので、ぬいぐるみ以外の不用品も多い方はそちらもおすすめです。
団体のホームページをよく読んで内容を確認しましょう。
寄付の方法(費用)
【郵送】
郵送はほぼすべての団体で扱われている寄付方法のひとつです。梱包をする前に、ぬいぐるみのお手入れをするのも忘れないようにしましょう。この時送料は、自己負担になってしまうため大量の寄付になってしまうと送料がかさんでしまうので注意しましょう。
【持ち込み】
店舗を持つ団体では店頭への持ち込みを許可しているところもあります。
スタッフが常時いない場合や定休日もあるので、持ち込みの量や、持ち込みを予定している日時を、事前に連絡しておくと良いでしょう。
【訪問回収】
物量が多い場合には引き取りに来るという団体もあります。
あらかじめ、引き取りに来てもらうぬいぐるみの量をお伝えするようにしましょう。(段ボール何箱分、45リットルの袋何袋分など)
このどの場合にも、送料や、送る前のお手入れ(ぬいぐるみクリーニング等にかかる費用)は自己負担となりますので注意しましょう。団体によっては、送料+寄付金を受け付けている場合もありますので、確認しましょう。
寄付以外の方法
寄付をするとなるとお手入れの手間がかかったり、送料が自己負担になったり、そもそも状態によっては受け入れを拒否されることもあるということがわかりました。
寄付以外で罪悪感なく手放す方法として、今回は、ぬいぐるみ供養をおすすめいたします。
ぬいぐるみ供養ドットコムというサイトでは、
- 購入フォームからキットを購入
- キットにぬいぐるみを入れて送り返す
この2ステップの手順のみで、罪悪感なく思い入れのあるぬいぐるみの処分が完了します。
お寺で供養してもらえるので安心ですね。
役目を終えたぬいぐるみは閉眼供養してあげるのが良いかもしれません。
まとめ
日本には、寄付を行う様々な団体が存在しています。
その中から、自分の目的にあった団体を探すことが大切です。
自分のもとにいたぬいぐるみが、他の誰かの役に立つという仕組みは本当に素敵です。
誰かのほんの少しの思いやりで、みんなが幸せになれるような社会を目指していきたいですね。
思い入れの深いものや、受け入れしてもらえないほど使い込んだぬいぐるみは感謝の気持ちをもって供養してあげるもの良いのかもしれません。
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記事監修:
ECコンサルタント越智克枝
ジョブプロジェクト株式会社取締役CBO