不要になったぬいぐるみを処分する場合、
「そのままゴミに捨ててしまうのは気が引ける…」
と感じる方が多いということを最近よく耳にします。
今回はゴミとして捨てる前に自分で供養する方法をご紹介いたします。
1. ぬいぐるみの供養を自分でやるには?
実際にぬいぐるみを供養することになった場合、いくつかのステップを踏む必要があります。
供養方法はぬいぐるみによって変わりはないのですが、使われている素材によって供養前のお掃除の仕方が変わります。
同じ時間を一緒に過ごし、いつでも寄り添ってくれた大事なぬいぐるみこそ、綺麗な状態でお別れしてあげましょう。
お掃除といっても難しい工程は特になく、
1. プラスチック素材などの付属品など外せるものはあらかじめ外しておく
取り外せない部分にプラスチックなどの素材が使われている場合はそのままで大丈夫です。
2. ぬいぐるみについてる埃を取り除く
軽く叩いてあげたり、優しくカーペットクリーナーを掛けてあげると手早く効果的に埃を落とせます。
3. 洗面器やバケツで手洗い
工程が少し複雑ですが、
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洗面器やバケツにぬるま湯を注ぎ、おしゃれ着用の中性洗剤を洗剤の蓋5mmくらいを注ぎ洗濯液を作る
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そこにぬいぐるみを浸し、強過ぎない程度に押し洗い
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その後、3~4回ぬるま湯で軽く押し洗いして、洗剤を完全に落とす
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洗濯液が洗い流せたら、洗濯機で軽く30秒程脱水し、ネットなどに包んで乾燥
汚れが落ちなかったり、元々結構汚れていた場合は洗濯機に入れる前に
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洗濯機やバケツにぬるま湯を注ぎ、酸素系漂白剤を規定の量入れる
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一時間ほどつけ置きし、漂白剤を洗い流すために3~4回ぬるま湯で軽く押し洗い
の順番でやると綺麗になります。
以上が供養前の準備です。
少し煩わしく感じてしまうかもしれませんが、今までの感謝を込めて綺麗にしてあげるとぬいぐるみも喜んでくれるかと思います。
ぬいぐるみによってはそもそも水洗い禁止のものもあり、ボタンがついているものや電池駆動部品のあるものなどは水洗いできない場合があるため事前に洗濯表示を確認しておきましょう。 2. 供養の仕方
ここからは実際に一人での供養の仕方をご紹介いたします。
①まずは暑過ぎない日にぬいぐるみを外に出して日光に当ててあげましょう。
ぬいぐるみの多くは室内で過ごしていると思われるため、日光に当てて陽の力で満たしてあげます。
風が強い日などはネットに入れ、物干し竿に掛けてあげるといいでしょう。
(日差しが強すぎると色褪せたり変色の恐れがあるため注意が必要です。)
②次にぬいぐるみに塩を掛け、清めてあげます。
(塩は市販のものでも構いませんが、お寺や神社によっては祈祷を捧げた粗塩を販売しているところもあるため、そちらを利用するのもおすすめです。)
③最後に通気性の良い布や質の良い和紙で包んであげ、自治体指定の袋に入れ封をします。
(この時、今までの感謝などを込めたお手紙などを同封すると、後を引く思いが和らぎぬいぐるみも喜んでくれると思います。)
あとは自治体指定の日にゴミ捨て場にそっと置いてあげましょう。
以上が自身で行うぬいぐるみの供養の仕方です。
普通に処分する場合より多く手間と時間はかかってしまいますが、今までの感謝の気持ちを込めて、また、自分にとっても後を引く思いが残らないようにしっかり行うのがおすすめです。
3. 代行業者使った方が手間が少ない!
正直ここまでのステップを全部自分で行うのは結構手間も時間もかかります。
代行業者を利用した場合
キットを注文→ぬいぐるみを入れてキットを送り返す
の2ステップで完結です。
お金はかかってしまいますが、代わりにお寺できちんと供養してくれるので、自身でぬいぐるみを洗ってあげる手間や神社にお塩を買いに行く手間などを省くことはできます。
4. ぬいぐるみ供養ドットコムの紹介
最後に私たち「ぬいぐるみ供養ドットコム」のご紹介です。
私たちはお客さまが大事にされている、ぬいぐるみを責任持って供養いたします。
供養は東本願寺末寺/真宗大谷派 黄金山「善照寺」にて行われます。
実際に供養が行われているところは収録され、1年間アーカイブも残るためお好きなタイミングで視聴していただくことが可能です。
また、お客さまが名付けたぬいぐるみお名前を供養の時実際に読み上げることもでき、「本当に供養しているのか?」という点に対しても安心していただけるかと思います。
===========================================記事監修:ECコンサルタント越智克枝ジョブプロジェクト株式会社取締役CBO