ぬいぐるみとの思い出
自宅に置きっぱなしになってしまったぬいぐるみ達。
小さい頃に買ってもらったものや、幼少期にともに過ごしたパートナー、子供が小さい頃に大切にしていたものなど、人それぞれぬいぐるみとの思い出がありますよね。
ただ、引っ越しや結婚、子供の成長などでぬいぐるみが部屋の片隅に追いやられてしまっているという現状があったり。。
できればずっと保管をしておきたいけれど、場所や環境変化の問題でぬいぐるみの処分についてお悩みになった経験があるかもしれません。
ぬいぐるみとの思い出は残したいけど、保管が難しい、、と困っている方々に最近流行りのぬいぐるみ供養を含めた、個人で出来るぬいぐるみの対応方法をご紹介していきます!
■目次
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燃やせるゴミや粗大ゴミとして出す
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不用品回収業者に依頼する
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友人や養護施設に寄贈する
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バザーやフリマアプリで売る
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お寺や神社で供養する
1,燃やせるゴミや粗大ゴミとして出す
一番楽で手っ取り早いのはこの方法です。
ゴミとして捨てる覚悟が決まっている場合や、引越しなどで早く処分しなければならない場合はこれが一番でしょう。
自治体にもよりますが、大体のぬいぐるみは可燃物として燃やせるゴミの日に捨てる事ができます。
しかし、人形の素材やそれぞれのパーツの素材、電池やオルゴールが使われているぬいぐるみの場合、どうしても処分がめんどくさくなってしまいます。
可燃物で捨てられないパーツなどはくりぬいたり、電源部分を分別するために解体したりなどの必要があり、今まで長い時間を共にしてきたぬいぐるみに対してこれらの行動はなかなか勇気が出ない方も多いのではないでしょうか...?
また、サイズによって通常ゴミではなく粗大ゴミとして扱わなくてはならない場合もあり、こちらも少し煩わしく感じてしまうかもしれません。
2,不用品回収業者に依頼する
自治体によってはぬいぐるみの処分ができないところや、分別に手間がかかってしまうところもあるので、不用品回収業者を利用するという手もあります。
不用品回収業者なら連絡すれば家まで回収にきてくれるうえに、ゴミ袋にぬいぐるみを集めたり、ゴミを出したりといった面倒な作業もすべて代行してくれます。
また、大型家具や家電・布団・衣類などもまとめて回収の依頼をすることができるため、部屋を一気に片付けたい場合や急な引越しを行うケースなどにオススメです。
https://fuyouhin.support/
こちらのサイトではエリアや不用品の種類などを入力する事で、エリアでの適正価格や見積もりを依頼する事ができます。
3,友人や養護施設に寄贈する
次にあげられるのが児童養護施設に寄付することや、友人や親戚への寄付・寄贈です。
それほど長い間使っていたわけではないものや、綺麗な状態で保管できていたものに対してはこの手は有効だと考えられます。
知り合いへの寄付は親戚や友人に子供が産まれたタイミングや、相手方の好きなキャラクターのぬいぐるみがあった時は喜んでもらえるのでお勧めです。
自分の大事にしていたぬいぐるみを知り合いの方がまた大事に使ってくれていたらやっぱり嬉しいですよね。
養護施設等に寄付する方法としてはNPO法人とコンタクトをとり、申込する方法が最もおすすめです。
NPO法人を通す事によって個人で引き取り先を探す必要がなく、仕分けも相手方で行ってくれる場合が多いです。
子供の成長支援やリサイクルという視点で社会貢献、環境保護にもつながるような方法ですので、気持ちよくぬいぐるみを活用できる方法です。
検索の1ページ目に出てきたNPO法人を載せておくのでこちらもぜひ参考にしてみてください。
(2022年3月23日現在)
NPO法人 国際子供友好協会
http://npo-icfa.org/profile.html
NPO法人グッドライフ
https://www.ehaiki.jp/second/stuffed/
NPO法人もったいないジャパン
https://mottainai-japan.com
寄付には送料が自己負担のところが多く、団体や業者によっては送料+で費用が必要なところもあるため事前にしっかり調べておく事が必要です。
4,バザーやフリマアプリで出品する
ご自宅の近くでバザーなどが開催されたり、出品できるような場所があれば、自分が大切にしていたぬいぐるみの引き取り手が見つかるかもしれません。
また、現在は個人でも中古品や不要になったものを売買できるサービスやアプリも多くあり、新品の商品やゲームセンターでゲットした商品、人気のキャラクターなどは高値で取引ができる可能性があります。
自分が持っていたぬいぐるみが実はレアな商品だった!?なんていうこともありえるので、一度フリマアプリ等で情報収集をしてみるのもありかもしれません。
しかし、寄付や販売する前には事前準備が必要なことも多くあり、それがまた結構手間がかかる場合も多いです...。
ラベルを見て洗濯可能か手洗い限定なのかの判断、また、使える洗剤もぬいぐるみによって違いますし、そもそも水洗いができない場合もあります。
ぬいぐるみにはダニが多く生息している可能性があるため、新品のものでない限りクリーニングや掃除などのお手入れは欠かせません。
今まで大事にしてきて、次の人の所でも大事にしてもらえるようにと思って送ったのに、実はダニまみれでお相手方に迷惑をかけてしまった…なんてこと考えたくないですよね。
5,お寺や神社で供養する
最後に、最近話題のサービスとして注目されているのがぬいぐるみ供養というサービスです。
「今まで大事にしてきた以上、ゴミとして処分したくない。」「ゴミとして出すのは嫌だけど、寄付したりする事前準備がめんどくさい。」「最後まで大事にしてあげたい。」などの方にはぬいぐるみ供養がお勧めできます。
そもそも「供養って何?」というところから解説しますと、
もともとは、個人やペットを偲んだり天国へお送りするための一種の儀式として執り行われています。
ものには魂が宿るともされていますので、自分が大切にしていたものや思い出の品(人形等)も供養するという文化があったりします。
日本では仏教の要素を取り入れた形が主流にはなっていますが、故人や大切にしていたものへの感謝の気持ちやお見送りという観点では共通しています。
供養は故人や大切にしていたものへの気持ちを表す儀式であるのと同時に、残された人の心の支えとしても大事な行いです。
というように日本の文化の1つです。
より詳しく解説している記事もあるのでぜひご覧になってみてください
https://nuigurumikuyo.com/blogs/column/kuyo-history
供養の内容はお寺と神社とで特に明確な区別はなく、それぞれの神社やお寺ごとに供養の仕方などが違っていたりします。
ぬいぐるみといえども、幼少期の思い出や家族との思い出などがたくさん詰まっていますよね。
でも、どうしても手放さなくてはいけない、、
そんな心苦しい状況を打開できるのがぬいぐるみ供養かもしれません。
かつて、人形には魂が宿っていると言われたほど、神聖なものであったり、大切にされてきた文化や風習があります。
蔑ろにして処分するのではなく、今までの感謝も込めてお互い気持ちよく進んでいきたい。そんな方にオススメです。
では実際に供養してもらうにはどうすればいいのでしょうか?
一般的な方法として人形供養を行なっている神社やお寺を探し、直接依頼するというのが多いです。
直接持っていかなくても、郵送で受け付けているところも多く、必要なサイズのダンボールを買って規定の通りに郵送するだけなので簡単です。
より楽なのは代行サービスを使ってしまうことです。
お金を払えばダンボールや必要な書類など一式を家まで届けてくれ、案内の通りに梱包して送るだけで供養を行なってくれます。
また、私たち「ぬいぐるみ供養ドットコム」では供養中の映像の配信や、NFTとして思い出をデジタルな形で残すという活動も行なっています。
お寺や神社に直接頼むより、代行サービスを使ってしまう方が比較的手間が少なく、料金も明瞭なためお勧めできる場合も多いです。
費用としてはサイズによって変わる所もありますが、平均的に3,000円〜5,000円で行なっているところが多く、通常の供養とは別に個別の特別供養を行なってくれるところもあります。
郵送費が料金に含まれていない場合、費用が嵩んでしまうため、事前にチェックしておくしておくことをお勧めします。
ぬいぐるみ供養ドットコム
https://nuigurumikuyo.com
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記事監修:
ECコンサルタント越智克枝
ジョブプロジェクト株式会社取締役CBO